読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

フィルムカメラOM-1で浅草を撮ってみた

先日フィルムカメラOM-1とZUIKO 50mm F1.8をヤフオクで入手しましたが、ただのアンティークとして眺めているだけではもったいないので、浅草に試写に出かけてきました。

hishida.hatenablog.com

実はその後調子に乗って、もう少し程度のいいOM-1NとZUIKO 28mm F3.5も入手しています。 最初に手に入れたOM-1(以下初号機と呼びます)はモルト溶解によるペンタプリズム腐食があってファインダに影が見えますが、2号機のOM-1Nのほうはファインダがクリアです。 ZUIKO 28mm F3.5はF値は大きいですが「隠れた名玉」と呼ばれていて、m4/3につけたときにほぼ標準レンズの画角になる点もメリットです。 今回はOM-1初号機、50mm F1.8、28mm F3.5の組み合わせで出かけました。

フィルムカメラですから、まずフィルムを購入する必要があります。 「晴天はISO100、曇天や室内はISO400」ぐらいの大雑把な理解ですが、現在はISO400でも品質がよくなって粒状感も少ないらしいので、フジカラーのISO400を購入。 

 次の問題は露出計の電池をどうするか。OM-1の電池は元々はMR-9という1.3Vの水銀電池らしいのですが、現在は環境への影響の問題から生産されていないので、代替手段を考える必要があります。 一般的な代替手段は次ぐらいだと思います。

  1. 電圧変換回路付のMR-9互換アダプタと、SR-43を使う。欠点は互換アダプタの初期投資が要ること。
  2. 酸化銀電池SR-44をそのまま使う*1。電圧が1.55Vと高いため、露出計の針がオーバー側に振れるため、ISOダイアル設定で調整する(ISO100のフィルムならカメラの設定をISO50に、ISO400ならISO200にする)。
  3. 補聴器用の空気亜鉛電池PR44が1.4VでほぼMR-9の代替になる。
  4. 露出表に従って体感露出で合わせる。例えばISO400で快晴ならF8,1/1000とか。
  5. スマートフォンの露出計アプリを使う。端末の照度センサーで露出を図る。端末によって精度が異なる可能性があるが、試してみると結構いい感じ。

今回は、2.4.5.を試してみましたが、その日の天気に合わせて露出表で決めてしまえば、うるさいことを言わなければそこそこ映るようです。参考にさせていただいたURLは:

mr9.cyber.client.jp

さて浅草は、七五三で着物で着飾った子供連れの家族や、外国人観光客で大混雑でした。

帰りにビックカメラに現像を依頼したところ、2時間で現像とフォトCDの作成までできるとのこと。これは驚きです。 24枚でネガ現像が515円*2、200万画素のフジカラーCDが378円でした。数日預けると600万画素でDVDにできるそうですが、その場合は1枚当42円になります。

ご参考までに、下手を顧みず、200万画素のデータをアップしてみます。なんとなく露出オーバー気味の気がしますが、意外にも見られるというか、味がある絵じゃないかと。

ただ拡大すると粒状感を感じるのは200万画素だからか、ISO400だからかちょっとわかりません。 

f:id:hishida:20151123122654j:plain

f:id:hishida:20151123122721j:plain

f:id:hishida:20151123122815j:plain

f:id:hishida:20151123122846j:plain

f:id:hishida:20151123122857j:plain

f:id:hishida:20151123122915j:plain

f:id:hishida:20151123123001j:plain

f:id:hishida:20151123123018j:plain

f:id:hishida:20151123123015j:plain

f:id:hishida:20151123122931j:plain

f:id:hishida:20151123123200j:plain

f:id:hishida:20151123122955j:plain

f:id:hishida:20151123123210j:plain

f:id:hishida:20151123123215j:plain

次回は2号機のOM-1Nを試してみるつもりです。

OM-1とOM-1Nでは標準で付嘱するフォーカシングスクリーンが違っており、OM-1はマイクロマット式(合照すると中心部がはっきり見える)、 OM-1Nはスプリットマット式(合照すると上下の像のズレが一致する)が付いていました。個人的にはスプリットマット式のほうが合わせやすく感じます。

 それにしてもフィルムカメラはランニングコストが高いので、今となっては贅沢な趣味かもしれません。 このカメラが産まれた40年前の人から見れば、今のデジタルカメラこそ夢のカメラかもしれませんね。

*1:MR9とは径が違いますが、そのままでも特に問題なく使えます。アルカリ電池のLR44も使えますが、SR44のほうが安定的に使用できると言われています

*2:24枚も36枚も現像代は同じようです