3年目の浮気?ニコンD7200 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
2014年にE-PM2でデジカメデビューし、今年でm4/3歴三年目になります。現在のメイン機種はE-M1 + 12-40mm f/2.8 PRO + 40-150mm f/2.8 PRO、サブにE-PL6の組み合わせ。現在のセットでも十分ですが、鳥を撮る機会が増えたために望遠域の不足を感じるようになってきました。

OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M1 12-40mm F2.8 レンズキット ブラック 防塵 防滴 OM-D E-M1 12-40mmF2.8LKIT
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2013/10/19
- メディア: Camera
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OLYMPUS 望遠ズームレンズ ED 40-150mm F2.8 1.4X テレコンバーターキット 防塵 防滴 マイクロフォーサーズ用 M.ZUIKO ED40-150mm F2.8PROTC
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2014/11/29
- メディア: Camera
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順当に考えれば、次はM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROか、LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 になりますが、どちらも高級レンズで結構なお値段。300mm F4.0 の性能を生かすにはE-M1 mark2への置き換えが望ましく、全体でかなりの出費になります。LEICA 100-400の場合はOLYMPUSボディとの組み合わせではデュアルOISが働かないのも悩ましい。

OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 超望遠 マイクロフォーサーズ用
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: 付属品
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Panasonic 超望遠ズームレンズ マイクロフォーサーズ用 ライカ DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S H-RS100400
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2016/03/10
- メディア: Camera
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そもそもE-M1でも性能に不満を感じるところはなく、あえて言えば高感度が弱いぐらいです。高感度性能のためにE-M1 mark2ボディを買うのであれば、APSCのフラッグシップやフルサイズが買えてしまう。
色々と考えた挙句、モデル末期で底値のD7200にシグマ100-400mm F5.6-6.3 DG OS HSMの組み合わせなら20万を切ることに気がつきました。

Nikon デジタル一眼レフカメラ D7200 18-140VR レンズキット D7200LK18-140
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2015/03/19
- メディア: Camera
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D7200のいいところは、
- 2400万画素で1.3倍クロップで1600万画素が確保できる
- D500のほうが高感度で有利とされるが、ISO1600以下では実はD7200のほうが画質がいい。東芝センサー最後の傑作。
- 中央測距点がF8対応で望遠にテレコンを付けてもAFが合う。D5000シリーズはこの理由で却下。
- 後継のD7500はD500の廉価版で色々簡略化されている点が残念(シングルスロット、三角環なし、縦グリなし、金属外装でない)
これまでオリンパスの忠実なユーザーでしたが、ニコンに三年目の浮気をしてしまいました。これが新たな愛機、ニコンD7200 + 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRだ!
細かいことですが、レンズフード、アクセサリーシューカバー、レンズポーチなどが付属しないのはせこい。ストラップはOP/TECHプロループをおごりました。
望遠レンズの考察
さて肝心の望遠レンズですが、鳥撮りならシグマかタムロンの150-600mmを使っている人が多いと思います。ただあの重量とサイズでは三脚使用が前提になるので、かなりの重装備に。シグマ100-400mmなら1160gなので、なんとか手持ちで使用できます(三脚座もないという潔さ!)。D7200のx1.3クロップと組み合わせれば換算780mm、TC1401(1.4倍テレコン)を使用すれば換算1092mmになり、m4/3では実現できない焦点距離になります。

SIGMA 望遠ズームレンズ Contemporary 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM ニコン用 フルサイズ対応
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(シグマ100-400mmのm4/3版があればレンズだけ購入すれば済むのですが。。。)
市場在庫が急速になくなりつつあるD7200をまず確保し、シグマ100-400は冬鳥のシーズン前に購入することとして、当面はD7200で一眼レフの撮影の練習をする予定です。
高感度の比較 E-M1 vs. D7200
購入してまず確認したかったのが、E-M1との高感度性能の違いです。自宅の窓からD7200 14-180mmの望遠端でISO6400で撮影。
対するE-M1は40-150mm F2.8 でほぼ同じ焦点距離になる100mmでISO6400で比較。
E-M1も頑張っていますが、D7200は右側のマンションの壁のタイルまで明瞭に映っているのはさすが。「APS-Cフラッグシップがライバル」というE-M1 mark2なら逆転の可能性が大ですが、値段がD7200の倍なので。
実写編
次はよく通っている新宿御苑で試写。
色合いはしっとり落ち着いた感じで好きですが、等倍で見ると期待したほどの解像感がないのが気になりました。考えられる理由は:
- ミラーショックによる微ブレ。一脚の携行と、カメラの構え方の見直しが必要かも。
- m4/3に慣れているために開放で撮る癖がある。m4/3だと開放からバリバリに解像するレンズが多いのですが、このレンズだと1〜2段程度絞るべきかも。
- ボディとレンズのピント調整がされていない可能性。
- 高倍率ズームは所詮こんなもの?
解像感がないと感じたのはオリンパスのPROレンズとの比較なので、単焦点や大三元・小三元なら次元が違うかもしれません。でもレンズ沼にはできれば入りたくはないもの。
ニコンプラザ新宿訪問
せっかく新宿に来たので、ニコンプラザ新宿にも寄ってみました。新宿エルタワー28階からの眺望は抜群です。
接客係は皆忙しそうで声がかけられず。ピント調整の話がしたかったのですが、早々に立ち去りました。
20170604NIKON D7200新宿御苑 | Flickr